卓球

メジャーリーグの世界

卓球のすべて

             卓球


卓球は、もともと19世紀後半にイギリスで生まれ、その後、発展してきました。
もともとテニス選手が、雨でテニスが出来ず退屈だったので室内のテーブルの上で
テニスのまねごとをしたのが始まりといわれています。


はじめの頃は長い柄のついたバドミントンのようなラケットとコルクの球を使用し、
ラケットには革や紙やすりなどを張っていました。


その後、ラケットは現在のように短くなり、ラバーもゴム製のものになりましたが、
長い間1枚ラバーしかなく、攻撃してもそれほど強い打球が打てなかったために、
守りに徹した方が有利でした。
1点とるのに、2時間以上もかかったという逸話が残っています。


この状況が変わるのは、第二次世界大戦後、日本において従来の1枚ラバーを裏返しにして
貼る裏ラバーが使われ、後に世界中に広まることになってからです。


裏ラバーは1枚ラバーよりもボールとの接触面積が広いためにより回転をかけやすく、
回転をかけて攻撃することが可能になりました。


さらにその後、軍事用に用いられていた独立気泡スポンジが卓球の用具として使われるように
なると、ラバーの反発力が飛躍的に向上し、強い打球が打てるようになりました。


また、裏ラバーとスポンジを貼りあわせた裏ソフトラバーや、
一枚ラバーとスポンジを貼りあわせた表ソフトラバーが開発されました。
1950年代、日本は新しい用具を用いて世界選手権において各種目を総なめにしました。


しかし、1959年に国際卓球連盟は用具の制限に乗り出し、スポンジのみの使用は禁止され、
その他のラバーについても厚みが4mmまでに制限されました。


2000年から、ボールの直径は38mmから40mmになりました。
これによってボールの空気抵抗が増し、従来よりもラリーが続くようになりました。


しかし、その一方で回転がかけにくくなり、またラバーが回転の影響を受けにくくなったために、カット型や前陣速攻型のような戦型は、より戦うのが難しくなっています。







◇ルール◇

卓球台の上面は長さ2.74m、幅1.525mの長方形で、地面より76cmの高さに水平に位置します。


台の長辺に垂直に張られたネットによって、台は2つのコートに等分されます。
ネットは台から15.25cmの高さに釣られ、台の両端に取り付けられたサポートによって
支えられます。


ボールは直径40mm、重さ2.7gのセルロイドまたは同質のプラスチック製で、
色は白またはオレンジでなければなりません。


1試合は、各ゲーム11点先取の7ゲーム制(4ゲーム先取)、
または5ゲーム制(3ゲーム先取)で行われます。


ただし、10対10になったときはデュース(厳密には10対10はテンオールと呼び、
11対11以降をデュース)と呼ばれ、先に2点差を付けた方が勝ちとなります。


2001年以前は1ゲーム21点先取の3ゲームまたは2ゲーム先取でした。


サービスは2本交代、ただしデュースのときは1本交代になります。


サーバーはラケットを持っていない手(フリーハンド)の手のひらからほぼ垂直に16cm以上
投げ上げ(台の下から投げてはいけません)、落ちて来るところをラケットによってエンドライン
(台の後方)から打球し、まず自分のコートにバウンドさせ、次にネットの上部を越えるか
迂回したのち相手のコートにバウンドさせなくてはなりません。


サービスがネットに接触して相手のコートに落ちた場合は、「レット(let)」といい、
やり直しになります。
それ以外の場合は、サーブミスになり、相手の得点になります。


また、サーブをするときには、ボールを選手の体やユニフォームで
相手選手から隠してはいけません。


サーブされるか返球されるかして自分のコートに返球されたボールは直接、
またはネットに接触した後に、相手のコートに落ちるように返球しなければなりません。


これが出来なかった場合、相手の得点になります。
ボールを自分のコートで2バウンドさせたり、ボールを自分の体に当てたりラケットに
2度続けて当てたりしてはいけません。


ただし、ラケットを持つ手の手首よりも先(指など)にボールが当たって相手のコートに入った
場合は相手のポイントになりません。


相手が打ったボールが自分の台にバウンドする前に、台上にあるか、
または台の方向に向かって飛んでいるボールを、直接ラケットや体に当ててはいけません
(台上でのボレーは禁止。ボレーをすると相手の得点になります)。


ダブルスの場合、サービスはサーバー側コートの右半面からレシーバー側コートの右半面へと、交差するようにバウンドさせなければなりません。


ダブルスは、ペアは交互に打ち、サーブ権が相手に移動するとサーブをしていなかった選手が
レシーブをすることになります。


団体戦は場合により様々な方式が取られています。2006年現在の世界卓球選手権などでは、双方のチームが3人の選手でシングルスにより最大5回対戦し、先に3勝した側が勝ちとなる方式が採用されています。


北京オリンピックの団体戦では、3人の選手で4シングルス、1ダブルスを戦う方式が採用される予定となっています。







◇世界の卓球◇


〜中国〜

世界最大の卓球大国。特に女子は圧倒的に中国の選手が強いです。
選手層が厚く、行き場の無くなった強豪が数多く海外に流出し、
結果的に世界中に帰化選手を送り込んでいます。


〜韓国〜

フットワークを生かしたダイナミックなプレーをする選手が多いです。
ソウル五輪・アテネオリンピックでは男子単の金メダルを獲得しました。


〜日本〜

1950年代〜1970年代には、日本は世界のトップクラスでした。
以後は停滞が続いています。
女子が世界選手権団体で3大会連続銅メダルを獲得、
2005年世界ジュニア選手権団体戦で男子が優勝するなど、復調の兆しもあります。


〜ドイツ〜

卓球のプロリーグ(ブンデスリーガ)があり、男子では世界中から有力な選手が集まっています。


〜スウェーデン〜

1980年代後半から1990年代にかけて、スウェーデンは男子の卓球の頂点を占めていました。
最近は若手が育ってきていないため、かつての強さは、ありません。






卓球厳選リンク
TOP>卓球



TOP〜メジャーリーグの世界

ア・リーグ東地区
 ボルティモア・オリオールズ
 ボストン・レッドソックス
 ニューヨーク・ヤンキース
 タンパベイ・レイズ
 トロント・ブルージェイズ

ア・リーグ中地区
 シカゴ・ホワイトソックス
 クリーブランド・インディアンス
 デトロイト・タイガース
 カンザスシティ・ロイヤルズ
 ミネソタ・ツインズ

ア・リーグ西地区
 ロサンゼルス・エンジェルス
 オークランド・アスレチックス
 シアトル・マリナーズ
 テキサス・レンジャーズ


ナ・リーグ東地区
 アトランタ・ブレーブス
 フロリダ・マーリンズ
 ニューヨーク・メッツ
 フィラデルフィア・フィリーズ
 ワシントン・ナショナルズ

ナ・リーグ中地区
 シカゴ・カブス
 シンシナティ・レッズ
 ヒューストン・アストロズ
 ミルウォーキー・ブルワーズ
 ピッツバーグ・パイレーツ
 セントルイス・カージナルス

ナ・リーグ西地区
 アリゾナ・ダイヤモンドバックス
 コロラド・ロッキーズ
 ロサンゼルス・ドジャース
 サンディエゴ・パドレス
 サンフランシスコ・ジャイアンツ



野球を愛する人のためのリンク集


ワールドベースボールクラシック
 日本
 韓国
 チャイニーズタイペイ
 中国
 アメリカ合衆国
 カナダ
 メキシコ
 南アフリカ共和国
 プエルトリコ
 キューバ
 パナマ
 オランダ
 ドミニカ共和国
 ベネズエラ
 オーストラリア
 イタリア


日本の文化
 日本文学
 
 日本料理
 和服・着物
 茶道
 すごろく(双六)
 こま(独楽)
 
 おりがみ(折り紙)
 尺八


 エアロビクス
 アーチェリー
 陸上競技
 バドミントン
 バスケットボール
 ビリヤード
 ブーメラン
 ボウリング
 カヌー
 自転車
 ダンス
 ダーツ
 ダイビング
 馬術
 フェンシング
 釣り(フィッシング)
 フットサル
 ゴルフ
 体操
 ハンドボール
 ホッケー
 競馬
 カバディ
 マウンテンボード
 オリエンテーリング
 アウトドア
 ペタンク
 パワーリフティング
 なわとび(縄跳び)
 セパタクロー
 スキー
 スノーボード
 サッカー
 サーフィン
 水泳
 卓球
 トレーニング
 バレーボール


管理人プロフィール


管理人へのメール
[email protected]
Copyright (C)  メジャーリーグの世界〜メジャーリーグのすべて All Rights Reserved