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◇試合方法◇

フェンシングは互いに向き合った2人の選手により、細長い演台あるいはピストの上で
行われます。


現代のフェンシングでは、ピストは幅1.5mから2m、長さ14mです。
両選手はピスト中央に4mの距離をおいて構え(アンガルド)の姿勢から試合を開始します。


主審は試合の進行役となります。
主審は得点、またはタイムキーパーがいない場合は時間の管理、および、突きがどのような
順番でなされたのかの判定を行わなければなりません。
主審はピストの横に位置し、試合経過を観察します。


◇攻撃権◇

フルーレとサーブルにおける「攻撃権」とは、先に攻撃したほうが優先権を持つという原則のことです。


簡単に言えば、もし攻撃された場合には、自分自身が突かれる可能性がある場合には相手を
攻撃せずに、まず自分を守らなければならないということです。


攻撃は、運が悪かった場合や、判断ミス、あるいは防護側の行動によって失敗します。
パラード(相手の剣を払うこと)することにより攻撃権は防御側に移り、防御側は相手を攻撃することができます。


たとえば、一方の選手が攻撃を行い、もう一方の選手がすぐに反撃して(コントルアタック)双方の攻撃が相手に突きを決めていた場合、先に攻撃した選手の攻撃が有効となり、反撃した選手は間違いを犯したと判定されます。


しかし、もし攻撃された選手がその攻撃をパラードした後で反撃を行った(リポスト)のであれば、この場合は反撃側に攻撃権が移ったことになり、先に攻撃した選手は防御しなければならないということになります。


現代のスポーツフェンシングにおけるフルーレとサーブルでは、両選手が一定の時間内で同時に突きを決める場合があります。


この場合、主審(プレジダン)はどちらの側に攻撃権があってどちらの得点になるのかを
決定しなければなりません。
もしそれができない場合は両者の突きは無効と宣言され、試合が再開されます。







◇フルーレ◇

現在のフルーレは18世紀における紳士の一般的な携帯武器であるレイピアが軽量化された、
スモールソード用の練習剣に由来します(かつてはレイピアやロングソードフルーレも使用されていましたが、これらは重量や用途の点から見るとまったく別のものであるといってよいです)。


フルーレは柔軟な四角いブレード(剣針)をもつ軽い剣であり、突きだけが得点となります
(今日のスポーツフェンシングでは電気剣が使用されており、最低0.5N(ニュートン)以上の力を剣先に加えなければなりません)。


フルーレの有効面は範囲が限定されています。
これはフェンシングの練習に制限のある防具を使用していた頃の名残です。


当時は顔面を突く事は危険であったため、頭部は有効面からは除外されていました。
その後、有効面はさらに限定されることになり、命が存在すると考えられる胴体のみが有効面となりました。


当時、男子はキュロットパンツをはいていたので、臀部を除く胴体両面、女子は多数の襞を持つ足首までのスカートをはいていたので腰から上の胴体両面が有効面でした。
男女ともにキュロットパンツをはくことになり、男女のフルーレ有効面は一致しました。


◇エペ◇

現在のエペは、近代のフェンシングで用いられていた伝統的な決闘用の武器に最も近い剣です。


18世紀後半に社会が大きく変化した後は剣を帯びることがなくなったため、万一の場合に
決闘場に持ちこまれるエペは紛争の解決手段として発展してきました。


エペは長くてまっすぐで比較的重い剣であり、三角形で曲がりにくいブレードと大きくて丸い
お椀型の鍔(ガルト)を持っています。全身と剣の内側の非絶縁部分が有効面です。


フルーレと同様、エペも突きのみの武器です。大きい鍔をもつのは、手が体の他の部分と同様に有効面とみなされるためです。


同時突きが有効であり、攻撃権も存在しないため、エペの試合は極端に慎重なものになる傾向があります。


電気剣で有効な突きを得るためには、0.75N以上の力を剣先に加えなければなりません。


伝統的なフェンシングでは相手の上着を確実に捉えることができるように、剣先(ポアン)に
三つ又の部品を取り付けることもありました。


現在では、剣身に二本の電線を埋め込み、フルーレより大きめの電気スイッチである剣先
(ポアン)が必須です。







◇サーブル◇

現在のサーブルは、騎兵隊が用いていたサーベルよりはるかに軽い、北部イタリアの決闘用
サーベルに由来するものです。


サーブルは他の武器とは異なり、切りも有効です。


今日の電気審判機を用いた試合では、相手の有効面(頭部、胴体、腕)を剣先か剣身、あるいは刃の部分で触れればいいです。
当然ながら、伝統的なフェンシングでは、より厳格な規則が適用されていました。


有効面は決闘用サーベルの練習方法が元になっています。
相手の足への攻撃は防御側が足を後ろに滑らせることで避けることができます。


このとき、攻撃者の頭部や腕部は剥き出しになっているため、防御側の高いラインの攻撃のほうが攻撃者の低いラインの攻撃よりも先に達します(足を滑らせる古典的な例が、1790年に
アンジェロが著した「Hungarian and Highland Broadsword」に記載されています)。


サーブルの有効面は腰より上の上半身全てです。
サーブルにもフルーレと同様に攻撃権が存在します。


非電気サーブルまでは両腕の指先までが有効面でした。


センサー式電気審判器導入の際に、利き手の甲まで・非利き手の手首までが有効面となりました。
非センサー式電気審判機導入の際には利き手手首までが有効面となりました。





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